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娘の誕生日

私の娘は今日で3歳になります。
娘と私が初めて森のようちえんに出逢ったのは、ちょうど一年前の今頃でした。
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それから、森のようちえんにすっかり魅せられた私。この一年、寝ても覚めても森のようちえんのことを考えていた気がします。
今までずっと娘のことばかり考え、娘ばかり見ていた日々がちょっとずつ変わり、自分の内面や社会に目が向くようになりました。
そして、娘の存在の捉え方も変わりました。

私は毎年、娘の誕生日には必ず娘宛てに手紙を書きます。いつ渡すのかはまだ決めてませんが、大人になったらまとめて渡そうと考えています。

今まで書いた手紙の内容は、あんまりよく覚えていないのですが、毎年必ず最後の締め括りとして、「自立心を持ち、自分の人生に生きがいを見出して生きて欲しい」と書いていました。

けれど、今年の手紙は、今までとちょっと違う内容になりました。

森のようちえんと出逢ったこの一年で、私の育児観は大きく変わりました。一年前と見える景色や感じる世界も変わった気がします。

先日久しぶりに、娘と二人で森を歩きました。
春の気配を感じながら、娘のペースでゆっくりと、何度も立ち止まりながら1時間ほど歩きました。
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春の気配(*^^*)
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木の実を拾ったり、素敵な枝を見つけたり、時折大きな声を出してこだまを楽しんだり。
突然ケーキ屋さんを開店させて、ケーキを振舞ってくれたりもしました。

去年の今頃は、30分も歩くと抱っこをせがんできたのに、その日は一度も抱っこすることはありませんでした。

大きくなりました。
いろんなことが出来るようになりました。
いろんなことを感じ、考え、表現するようになりました。

それゆえに、娘に対して期待したり、求めたりすることが多くなっていることに、気が付かされました。

生まれたときは、ただただその存在を愛おしいと思っていたのに、成長するにつれ、
子どもの言動の進歩と自立ばかりを求め、評価していたことに気が付きました。

でも本当は、今、目の前にいてくれるだけで充分なのだと、ありのままのこの子が愛おしいのだと、
もう一度思い出すことができました。

これから始まる娘との三年間。
ありのままのお互いを受け止め、二人で寄り添いながら、喜び、悲しみ、苦しみ、希望を感じる日々を過ごしたいと思います。

ばばちゃん




by kodomononiwa | 2015-03-18 06:00 | 子育て日記
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