こどもの庭の思い 2015/7/14

先日7/14(火)に行われた「ようちえん体験説明会」にて皆さんにお配りした資料。

私のこどもの庭に寄せる思いをここに改めて綴ってみたいと思います。



森のようちえんを、自主保育を、こどもの庭をやる意義ってなんだろう?

よく自問自答しています。今の私が感じていること。今、答だと思っていること。

疑問を持つこと。そして、動いてみること。


2歳半ごろから、ナンデナンデ星人の娘。
毎日、起きている時間はずっと、「なんで?なんで?」って聞いている気がします。
どんな些細なことも、自分の目の前で起きていることや、耳にした言葉に疑問を感じたら、「なんで?」と尋ね、理解できるまで繰り返し聞いてきます。
娘を見ていて、ふっと思いました。

「いつごろから自分は疑問に感じたことも、解決せずにそうゆうものだ。と思うようになったのだろう?」と。


おそらく、自分でも気が付かないくらいに幼いころから、
私の「なんで?」は知らず知らずのうちに流されていたように思います。

一般の幼児教育機関、保育施設では、ひとりひとりの「なんで?」に寄り添ってもらえるのかな?
ふと疑問に感じました。

母親の私はほとほと疲れてしまうときもあるけれど、
こどもの庭では、みんなが温かく根気よく、娘の「なんで?」に付き合ってくださいます。
みなさんのやさしさにいつも感謝しています。

「なんで?」とあげた声を、「そういうものだ!」と押し潰されずに育っていたら、
私の人生も、今の世の中も、もう少し豊かで素晴らしいものだったかも。と近頃は強く思います。

明日(7/15)に、国民のほとんどが望んでいない法案が可決されてしまうかもしれません。
※これをブログに掲載した7/16時点では可決されてしまいました。

そうしたら、我が子が戦争に行かなければならないという時代が訪れる。
戦争がどこか遠い国で起こっている惨劇ではなくなるということ。すぐそばにある現実。

もしかして私たちの「なんで?」って思う力が強ければ、こんな現状には陥らなかったかもしれない。
私は無関心だった自分に物凄く後悔しています。


これからの時代、誰か遠くの人が作った「こういうものなんだ。」っていう価値観を鵜呑みにしていたら、幸せになれない。
周りの人に右ならえでいることが、幸せなことではない。私はそう思っています。


我が子には、抱いた疑問に切り込んでゆく好奇心と勇気を育んでいってもらいたいと願っています。

けれど、我が子にそれを望む前に、まず、自分がそういう姿勢で生きていかなければならない。


親には子どもの育ちを見守る責任がある。

それはどんな選択をしても、どんな子育てをしても、親になったら必ず負う責任。

幼児期、まだまだ出会うものすべてが新鮮なこのときを、ひとりひとりの感性を大切にできる場で育てたい。

人任せにしたくない。そんな思いが私を動かしています。

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2015/7/16 こどもの庭 代表 園田 智子


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by kodomononiwa | 2015-07-16 10:30 | こどもの庭について | Comments(0)
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