年長キャンプが終わって ~代表のつぶやき~

3人揃わなければキャンプをやる意味がない。」


年長キャンプを実行する。と決めてから、ずっと私はそう思っていた。



夏休みに行う年長キャンプ。

大好きなお母さんと離れて、不安や緊張を乗り越え、仲間と共に喜び、楽しさを分かち合う。

その経験がこども同士の心をグッと近づけ、人と人とのつながりの温かさを感じることにつながる。

その経験が自信となり、大きくなっていくことへの期待と希望につながる。

それが年長キャンプの目的だと思っている。



こどもの庭を立ち上げて3年目の今年。

立ち上げた初年度、たった一人の園児だった我が子が、

2人の仲間を得て、ようちえん最後の年を迎えることができたこと。

それだけで私にとっては奇跡だったし、それだけで幸せだった。


でも、だからこそ、我が子に本物の仲間と過ごしたかけがえのない時間として、

この最後の一年をしっかりと心に刻んで欲しい。

そんな思いがとても強かった。



キャンプを決行することは、昨年度の秋には決定していた。

春休みにはスタッフが何度も下見を重ねて、場所の選定をしてくれた。



そして迎えた今年度、初めて3学年揃って迎えた記念すべき年。

4月の保育は順調な滑り出しだった。



しかし、5月 連休を過ぎたあたりから、

年長のYくんが急に登園を渋るようになった。


表面上に現れているキッカケはとても分かりやすいものだったけど、

本当の理由はもっともっと根が深くて大きなもののような気がした。



1学期。Yくんの顔を見る日がどんどん減ってきて、七夕の願いごとも今年は一緒に書けなかった。



このまま夏休みを迎えたことに、不安が募る 私。

これでは年長キャンプはできない。やっても意味ない。

そんな焦りが芽生えていた。


Yくんの母、Kちゃんも

「やっぱり無理かも・・・」と何度もモチベーションが下がる。


キャンプ会議の前日まで、何度も何度もKちゃんの心の浮き沈みを感じ、やきもきする 私。

Kちゃんの心の揺らぎに翻弄される 自分の心の弱さと器の小ささを実感した。


そんな私の焦りを見透かすように、

「まあ落ち着け」と言わんばかりに、どっしりと構えている保育主任のよっこちゃん。


そして、Yくんの母 Kちゃんの気持ちに寄り添うべく、

Kちゃんの話を聞き、心を和らげてくれたスタッフみんみちゃん。


明るく、あっけらかんと Kちゃんに喝をいれるスタッフちこちゃん。


Yくんの気持ちを盛り上げるため、大好きなプールに何度も連れだして、

こどもたちの心の距離を近づけてくれた、年中組のお母さんたち。



みんなの思いを重ねて迎えたキャンプ当日。



集合場所に現れたYくんの顔は 昨日までの不安を一蹴するかのような、

晴れやかで意気揚々とした表情だった。



「ああ、もうこれで大丈夫だ。」

そう思って、心底ほっとした。

きっと、そこにいた大人全員がそう思ったに違いない。



Yくんはきっと、最初から「行く」って決めてたんだろうな。

でも、どうしても心からこぼれてしまう不安や緊張を、お母さんにただただ受け止めて欲しかったに違いない。

Kちゃんは、ずっとずっと彼の気持ちを丁寧に受け取ってきた。

だからこそ、「もう大丈夫」ってYくんは踏み出すことができたんだろう。



子どもは、お母さんからの「あなたは大丈夫!」っていう太鼓判があれば、きっと大丈夫なんだろう。

逆に、お母さん以外のひとから「大丈夫!」ってメッセージをいくら受け取っても、

お母さんのそれには全然及ばないのかもしれない。



だからこそ、私にできることは、お母さんの気持ちに寄り添うこと。


なのに・・・

今回の私。全然ダメだったなあ。


むしろ、園児のいち母親として事の成り行きにヤキモキする私に、

スタッフよっこちゃんはつかず離れず 寄り添ってくれていた気がする。


保育者としても、母としても、まだまだ青い私を、しっかりと支えてくれるスタッフの先輩母たち。


彼女たちの胸を借り、力を借り、初めての年長キャンプが無事終わった。



これでまた、卒園に一歩近づいた。

我が子の成長とこどもの庭の成長を 喜びと切なさと心強さとともに味わった7月だった。


代表 園田智子(ばばちゃん)


b0339392_01292058.jpg



[PR]
# by kodomononiwa | 2017-08-01 01:27 | ようちえん | Comments(0)

年長キャンプ 最終日登山編〜

年長キャンプ 最終日登山編〜

夜中に、こそこそっと私の背中にぴったりくっついてきた子が一人居ました。
朝方起きると、自分の場所にさささっと帰ってましたけどね。
b0339392_19063844.jpg

皆んな早起きでした。

今日も雨が降ったりやんだり
雨がやんでくると、セミが鳴きだします。
その声を聴きながら朝ごはん
サンドイッチと自分達で選んだジュースとカップスープ。
b0339392_19070085.jpg

カップスープ…買い物中に、何故か3人が頑なに減塩40%のスープが飲みたい!と、選んだのですが、案の定 うす〜い!マズーい!と、なって塩を振ってました。

片付けて、部屋を退室して。
山歩きへ出発!
目的地は、パワースポットとして有名な滝です。小雨の中出かける子ども達をキャンプ場のおばさんが声援を送ってくれます。
b0339392_19072949.jpg

昨日泳いだ川の上流へ川沿いに歩くと、山道に沢ガニ🦀も歩いています。
女の子2人は、おしゃべりしながらズンズン進んでいきます。
Y君は、お母さんに早く会いたい気持ちで足取りが重い。どんどん遅れていきました。
b0339392_19075654.jpg

でも、途中に落ちているゴミを見つけると、Y君を呼んで
大きな靴底は、大きな山男の足跡に見立てたり、よくわからない機械は、宇宙から来たロボットの身体かも…
と、物語を膨らませながら3人で進みます。

休憩は自分達で買った、ネコのアメ
b0339392_19082221.jpg

このアメ、Kちゃんはミルクキャンディーがよかったのですが、他の2人に譲りました。
今回、彼女は2人に譲る場面が多くみられて、お家でお母さんが聞いてみたら、2人が喜ぶ方がうれしいから…だそうです。

アメを食べると元気いっぱい
3人ともワイワイ喋りながら、滝に到着。
b0339392_19083922.jpg


滝の脇にいらっしゃったお地蔵さまに
キャンプの無事とお母さんの所まで
元気に帰れる様にお願いをして
帰りは足取り軽くお母さんの元へ帰りました。
b0339392_19085697.jpg

[PR]
# by kodomononiwa | 2017-07-31 19:05 | ようちえん | Comments(0)

年長キャンプ 〜お泊まり編

年長キャンプ 〜お泊まり編

無事に、無事に3人揃いました!
b0339392_19003563.jpg

Y君が前向きに楽しめるように、Y君母とY君のフォローを色んな人が担ってくれました。
年長女子も、日々の保育中に、彼の気持ちを思いやり、子ども達なりにどうしたらいいのか?を考える時間でした。
本当に皆さんに感謝です。

この日は暑くて川遊び日和
魚と泳ぎながら、落ちているタイルや丸くなったガラスを集めます。
b0339392_19005207.jpg

ひと遊びしてピザ作り
b0339392_19011523.jpg

b0339392_19021019.jpg

この3人、普段の野外炊事は、野菜切りとマッチすりしたら年中さんに任せて遊んでいる事が多くて
あれ?火が大きくならないと大苦戦…

b0339392_19015699.jpg

1時間位はヒントを出しつつ見守っていると
Y君、近くで作業していた管理人さんにお願いして呼んでくる…
おじさんもやる気満々〜火を点けて、子ども達の喝采を浴び去っていく。
b0339392_19014349.jpg


まぁ…本当は、自分達で頑張って欲しかったんですけどね〜
こうして上手に人に助けを求められるのもコミュニケーションスキルかな……。

ピザを食べはじめる頃に
空が暗くなってきてY君が少しパニックに
帰りたい!と、泣き出した。
小屋へ移動し大人が抱っこしていると
徐々に落ち着いて
やっぱり、泊まる…頑張ってみる。
と、自分で決めました。
夕食を食べながら 他の2人も
私だってお泊まりドキドキしてるんだよ。
って告白
お互いの気持ちを共有しあって、仲間とつながっていく姿がありました。
b0339392_19024148.jpg


その後は、只々楽しい時間で消灯時間を超えて、おしゃべり
順に寝落ちしていきました。

b0339392_19030064.jpg


山歩き編につづく〜

[PR]
# by kodomononiwa | 2017-07-31 18:59 | ようちえん | Comments(0)

年長キャンプ 〜初日 ミーティング編

年長キャンプ
〜初日 ミーティング編
自分達で作っておいた梅シロップで
ゼリーを作りました。
b0339392_18544699.jpg

冷やしている間に、
何故、年長さんはキャンプするのか
キャンプでする事
夕ご飯と朝ごはんのメニュー決め
はじめは、自分の食べたい物を主張する3人
カルボナーラパスタ、カレーうどん、インドカレー⁉︎グラタンと迷走しましたが
ピザに決まりました。

b0339392_18550902.jpg

具材が決まったら近くのスーパーへ買い出しにでました。
もう楽しみで仕方ない3人さん
かなりフワフワしてます。
今日から泊まりたい!だって
b0339392_18553580.jpg

とはいえ、Yくんは最近お母さんが当番でないとようちえんに来られない。
しかも、数日前に目の前にカミナリが落ち
曇り空や雨が降るだけで不安になる状態でした。
この日も、送ったお母さんと離れがたい様子でした。他の2人がそっと寄り添います。

b0339392_18555458.jpg

少しドキドキしながらも、お母さんとバイバイしてしまえば、仲間のワクワクに引っ張られて
久しぶりで話したい事がいっぱい
ずっとおしゃべりしていました。

お泊まりはできるかな?

キャンプ 宿泊編につづく…

[PR]
# by kodomononiwa | 2017-07-31 18:54 | ようちえん | Comments(0)

ようちえん 川遊び

海に面していない岐阜県では、手軽な(お財布に優しい)夏の遊びといえば川遊びです。

夏休みに入る数日前、こどもの庭で初の川遊び保育が行われました。
去年は、お天気とタイミングが合わず、実現出来なかった川遊び。

浅い水辺で遊ぶとはいえ、小さな子供達を10名以上連れてのこと。少し目を離して事故につながることも考えられます。
スタッフさんは、綿密なスケジュールを組んで準備をしてくれていました。

絶対に事故は起こさない。

と、迎えた当日。

冷たい〜!
きゃ〜!
涼しい〜!
b0339392_00553671.jpg



子供達、大はしゃぎです。



魚いた!
エビ(?)捕まえた!
b0339392_01223036.jpg


アメンボ捕まえた!
b0339392_01263396.jpg



つくし組さんはお砂遊びをしていたり。
b0339392_01244619.jpg


それぞれが思い思いに楽しんでいました。


ずっと箱めがねで水中を見ていたyくんの足に何か黒いモノがひっついていました。
すぐに、ヒルだと判断するスタッフさん。
事前にヒルの対策も考えてくれていて、塩をかければ良いんだよ、と落ち着いて対処してくださいました。
塩をかけると、シュルシュルしぼみ、ポロリと取れました。
痛くも痒くもないと言うyくんですが、ヒルが取れたと同時に血がタラタラと出てきました。

ヒルに刺された足首の翌日の写真。
狙っているのか、しっかり血管から吸血した跡が…
b0339392_01273683.jpg


かれこれ、うん十年前に映画「スタンドバイミー」で、男の子達が大量のヒルをくっつけて池から出てきたシーンが印象深く、ヒルって、異国に生息しているものだと思っていました…が、こんなに身近にいるのですね。


この日は、お楽しみがいっぱいです。
お弁当の後には、川の水で冷やしておいたスイカを頂きました。
美味しかった〜!
前日にスイカを買いに走ってくれた、yo-ちゃん、ありがとう‼︎

楽しかったね!
b0339392_01301733.jpg
b0339392_01314548.jpg


夏休み中に、スタンドバイミー観ようかな…
新たな感動がありそう106.png

かっち















[PR]
# by kodomononiwa | 2017-07-31 00:31 | Comments(0)